こうしてネットや通信インフラが整ってなかった頃は、作り手側の思いを消費者側に届けることは、余程理解力がある流通者の方ではないと、なかなか伝わらなかったと思います。
限られた情報の中で、どこまで信用を勝ち取るかになってきますが、結局のところ、ひと手間、ひと仕事の積み重ねがそのまま凝縮して実を結び、味わいに反映されると考えます。
なので食べて味わってもらうのが一番かと感じます。
身土不二の言葉は確かで、その土地の旬のものを食べることが一番理に適っていると思いますし。元気になれます。
適地適作という言葉もあるように、自然に身に任せ寄り添って作られたものは、数値では測れないエネルギーが乗っています。
(※しんど‐ふじ【身土不二】
人間の身体と土地は切り離せない関係にあるということ。その土地でその季節にとれたものを食べるのが健康に良いという考え方で、明治時代に石塚左玄らが唱えた。)
タイパという言葉もありますように、現代人はいそがしい毎日ですが。
追われたり、なんとなくで日々口に運んでいる食べ物に、少し余裕をもって旬のものなのかな?とか、産地はどこなのだろう?と関心を向けながら味わってみてはどうでしょう
豊かさで満たされるきっかけになるのではないかと考えます。
このブログを読んでくださっているみなさんに、発信できることを感謝いたします。
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